柳瀬さん、3回会った・・・で十分では
加計問題で、首相補佐官の柳瀬氏が参考人招致で加計学園関係者と3回会ったことを認めましたね。
あくまで「首相からの指示も報告もない」とのこと。
野党や世間からは、「そんなはずはない」「首相が裏で糸をひいているはず」と当然のことながら、批判続出です。
柳瀬&安部コンビにまんまとやられたという忸怩たる思いのようですが、
3回会ったことを引き出しただけで、かなり攻勢をかけることができるのではないでしょうか。
柳瀬さん本人も、加計学園側と会ったことを報告しなかったのは、安部さんがよく知っている相手だから報告する必要がないと思った、とのこと。
そういう絶対上司が懇意にしているお友達グループと、この場面で会うことは、学校設立の申請している他の学校法人に対して公平さを著しく欠いている、と言わざるを得ませんね。
なので、野党側は首相とのかかわりではなく、その不公平さや首相補佐官がインサイダーに近い情報のやり取りをした疑いを追求するべきなのではないでしょうか。
ゆえに、加計学園に愛媛県が支払った助成金の全額返却を求め、当然のことながら柳瀬氏には辞任していただくというシナリオがBESTなのでは。。
助成金を返しても、それまで岩盤といわれていた獣医学校設立はできたのだし、安部&も加計さんも、ある程度は満足なはず。
野党がどこまでも首相の関与を暴く姿勢を貫こうとしても、今の日本は政府と司法が一緒になった二権分立状態なので、かならず限界につきあたりますよね。
どこかで痛みわけをしないと、幕引きはかなり遠いような。
安部首相退陣、という特効薬もありますけどね。