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来たるべきフィンテック時代に備えよう!

コインチェックの仮想通貨が不正アクセスにより、

大量盗難にあってから、日本の仮想通貨に対する規制が一気に強まった気がします。

その一方で、それまで仮想通貨とは無縁だった人たちも、

これを機会に仮想通貨の見方を多少なりとも変えたのではないでしょうか。

たぶん、ゆくゆくは、何年先かわからないけど、

この仮想通貨なるものを使っていくのが

メジャーなライフスタイルになるのではないか。

と、漠然と思っている人は、かなり大勢いるのではないかと思います。

 

仮想通貨が危険のない健全なシステムになるには、

なにはともあれ、その取引場となるITのテクノロジーが万全でなくては

いつまでも胡散臭さが残ってしまいますよね。

ただ、だからといって仮想通貨は危ない、という認識だけで

いつまでも現金決済だけに依存していると、

すぐそこまで来ているフィンテックの時代に取り残されてしまいます。

 

フィンテックとは、平たく言えばお金の流れをすべてITで決済することで、

カードよりもスマホでの決済を指すことが多いようです。

今、日本はこのフィンテックで世界に遅れをとっていて、

偽造紙幣の多い中国などは、ほぼ全てがスマホ決済になってきています。

贋金対策にもなるし、オツリなどの細かい計算をしなくて済むので、

慣れるとかなり便利なようです。

 

東京オリンピックがあるので、今、日本も世界のフィンテックに対応すべく

環境整備が進められていますが、

なにはともあれ、先陣を切って進めていくべき企業側の遅れを感じます。

 

せっかくApplePAYにしたからと、使ってみようと思っても

対応してくれるお店はまだまだ少数。

出すたびに断られれば、そのうちこれは使えないや、ということに。

 

が、しかし、そんなことを言っているバアイではありません。

2020年を前に、ここ1、2年で嵐のような転換期がおこるはず。

いや、おこらなければなりません。

そのアクセルが踏まれたときに、非現金のワールドについていけるかどうかは、

大げさにいえば、今後の人生の質を大きく左右するものではないかと思うのです。

 

ネットの世界を知らない多くの現シニアのように、

ここでフィンテックの波に乗り遅れると、

人類が発展していくその最先端を共有することができなくなってしまいます。

 

まずは、フィンテックや仮想通貨というものに対して興味を持つこと。

人から得た知識は概して怪しく、あるいは逆に魅力的に感じるものなので、

新聞やネットや本などで、まるまる信じるのではなく、そんな見方もあるんだ、

くらいの調子で知識を蓄えていってはいかがでしょう。