今、求められる有効なネットポリス!
SAGAWAの名前を騙って、品物を預かっているというメールを送る詐欺が横行しているそうですね。
メールを見ると、実直そうな男女2人が中央を見つめている、
SAGAWAのお馴染みのヘッダーが。
もう、そこで誰もが、「あ、SAGAWAだ」と思うに違いありません。
実際、ホンモノのお問い合わせサイトと、デザインはほぼ同じ。
ところが、ホンモノはお問い合わせ番号を入力するところが、
偽者はなぜかインストールに。
ふつう、こういうところでインストールはありませんよね。
でも、何か品物が届くタイミングだったりすると、つい。。。
それが、大変なことに!
自動的にiTUNESを経て、商品券のようなものを買わされてしまい、
その額が約3万円。
でも、それよりもっとやっかいなのが、
そのクリックにより、あたかも自分がSAGAWAの配送センターになったかのようなメールが
不特定多数の人に自動送信されるのだそう。
これが、やっかい。
1日に何回何十回と、「いつ品物を届けてくれるんですか」のようなお問い合わせメールが。
しかしながら、敵ながらアッパレ!というか、
よくもこんな複雑なおかつ、人を嫌な気分にさせるウィルスを考えたものだ、などと思ってもしまいます。
ネット社会になって、この先には本格的なフィンテックの社会にも突入しようという今、
こういうIT犯罪が横行するのを、いったい誰が取り締まってくれるのだろう、と真剣に考えてしまいます。
警視庁にもいちおうサイバー犯罪対策課なるものがあるようですが、
いったいどこまでやってくれるのやら。
やはり、ここはネットポリスと呼ばれるITの世界で強権を発動できる、
ネットホワイトナイト的な存在が必要なのではないでしょうか。
やれ仮想通貨だ、現金使わない方向だと、大衆をIT社会に方向づけているわりに
それをサポートするシステムが脆弱なのが今の日本。
(他国の状況は知りませんが・・・)
もとより、お役所というのは、これまでのシステムを保守管理するのが仕事と思っているフシがあり、
先々のことに関して先手を打っていくのは不得意科目。
そいうい体質から考えると、どこまでやれるのかは疑問ですが、
ミニスカポリスならずネットポリスの登場を、マジに切望いたします。