知っておきたい!トクホと機能性表示食品の違い
近年、美味しく摂取しながら、健康維持に効果がある「特定保健用食品」や「機能性表示食品」なるものが、
たくさん出回っています。
実は、最近、この手の商品のフェチになり、
スーパーやドラッグストアでは、トクホコーナーをつぶさに観察するのが常になっているのでございます。
なんだ、そんなこと100年前から知っているよ、という方も多いかと存じますが、
いちおうここで、トクホと機能表示食品についておさらいしてみますと、、、。
「トクホとは、特定保健用食品のことで、有効性、安全性などの科学的根拠を示して、国の審査のもとに消費者庁の許可を受けた食品」のことで、「特定の保健の目的で摂取する者に対し、その目的が期待できる旨の表示が許可されたもの」。その認可には、ヒトによる試験のエビデンスが必要なのだそうです。
それに対して、機能性表示食品のほうは、2015年に制度化されたもので、費用がかかる比較検査やヒトによる試験などがなくても、研究のエビデンスだけで特定の保健の目的に効果があるという表示ができる商品なのだそうです。
いずれにしても、食品に表示して販売するには、消費者庁の厳しい審査があるわけで、
これって、いいかえれば、国がその効果を保証しているようなもの、ではないですか!!
よく聞くのは、血圧高めに効果がある胡麻麦茶や、脂肪を代謝するヘルシア緑茶、などお茶類が中心。
でも、もっと飲みたいけれど糖分やカロリーを考えると、
我慢したほうがいいかなあ、という飲料にも、実はこのテの商品があったのです!!
って、単に、私が知らなかっただけ、なのかも知れませんが、
とにかく、この夏、大変お世話になっているのが、
①サントリー「からだを想うALL-FREE」ビール(機能性表示食品)
ローズヒップ由来のティリロサイドが入っているので、ビールを飲みながら内臓脂肪を減らすことができるのです。
②キリン「Mets」強炭酸コーラ(トクホ)
こちらは正真正銘のトクホ商品で、食事から摂取した脂肪の吸収を抑え、血中中性脂肪の上昇を穏やかにする効果が!
これまで、どちらかといえば避けていたコーラが、一気に常飲ドリンクに!
③サントリー「ALL-FREEコラーゲンリッチ」
こちらはトクホでも機能性表示食品でもありませんが、ビールの中に2000㎎のコラーゲンが入っているという、ビールとコラーゲンドリンクをドッキングさせた優れアイデア。
味は、①に劣るものの、体重よりお肌を重視したいときにはお勧めです。
どちらも、という方は、2本飲めばいいのでは。。
どちらもALL-FREEなので、アルコールを気にしないで飲めるところもGOOD。
トクホや機能性表示食品は、確固としたエビデンスが認められて認可されている食品です。
もっともっとうまく活用していけば、そのうちサプリなんか飲む必要がなくなる時代が来るかもしれませんね。