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北朝鮮は第2の中国になるか!

シンガポールでの米朝会談がせまっています。

これまでの北朝鮮のやり方から、そう素直に核放棄はしないだろう、との見方もあるようですが、それをやって果たして北朝鮮にメリットはあるのでしょうか。

どこかに核兵器を隠していたことがバレた時点で、あの気短な米国大統領は、きびすを返したような厳しいパニッシュを北朝鮮に与えるのは目に見えています。

トランプ氏の任期はあと2年。それ以上核廃棄期間を延ばすことができれば、時期大統領(トランプagainかもしれませんが)が従来型の温厚な対応をしてしてくれる可能性もあるかもしれませんが関係が逆戻りすることは間違いありません。

そんなことやってみても、北朝鮮は再び世界を敵に回すだけで、何の前進もありません。

 

それよりも、米韓のパパたちに指南を受けて、世界経済の仲間に入れてもらったほうが、どれだけ楽しい未来が約束されていることか。

父親の正日氏が早く亡くなったことで、指導者としての孤独と責任が若い正恩クンにドーンとかかっていたのは確か。

ふつうの民主的な国ならそれでもなんとかやっていけるものの、書記長の1人独裁政権では、唯一の指導者として国民に弱みを見せるわけにはいきませんね。

彼のこれまでの暴走もわからないではありません。

 

が、しかし、ここにきて、文大統領という同じ言葉で間違いを優しく正してくれる先生のような人物が現れた。

そして、さらに、最大の敵である米国には、自分以上にクレージーな大統領が現れた。

しかも、それまでの米国大統領とはまるで異なった価値観をもち、一緒に世界をまたにかけたビジネスをやろう、などと言う。

 

やれ核放棄だ、拉致被害者だ、と北朝鮮にとって、まずはネガティブな話ありきだったのが、いきなりビジネスなどという言葉が出てくるところが、これまでとは根底的に異なる。

 

もうぎりぎりのところまで追い詰められていた金書記長にとって、この機会を活かして、あらたな船出をしない手はないでしょう。

潤沢ではない資金&マンパワーの中で開発してきた核兵器など、無用の長物。

そのエネルギーを鉱物資源のビジネスなどに向ければ、アッという間に第2の中国になる可能性も。

2年後くらいには、北朝鮮株が今急上昇、なんていうことになっているのでは。。

今でも成金東洋人みたいな金書記長ですが、そのころはどんな風体になっているのでしょうか。

 

いずれにしれも、12日の米朝首脳会談の成功がなくては始まらないシナリオですが。