セクハラに効果のある香
ハリウッドや財務官僚の事件をうけて、
今、セクハラが話題になることが多いですね。
福田事務次官の会話をきくと、
実際に抱きつくとか、お触りするとかの意思はなく、
相手の女性の困る表情を楽しむというか、そんなところなのかと思います。
まあ、それでも立派なセクハラと言えますが。
2人の立場が同等だと、こういうセクハラ会話にはならないものなので、
これはセクハラであると同時にパワハラでもあると思います。
上司や営業先の担当者など、男性が力を持っている場合によくあるケースですね。
会話のやり取りをきくと、相手の記者さんも、そこまでは困っていないように見受けられます。
情報がほしいからという目的があるにしても、そもそも2人だけで食事にいくのですから、
事務的な取材以上のシーンを多少は想定しているはずですね。
不愉快な時間になること覚悟でトクダネを求めにいったのは、記者としてはエライというべきなのでしょうか。
以前、女性新聞記者として政治家取材をされている方にきいたことがあるのですが、
こういうセクハラの可能性がありそうなときに、必ずつける香があるのだそうです。
それは、アロマの「ティートリー」なのだそうです。
オーストラリア原産の常緑樹から抽出されるティートリーは、
きりっとした清涼感のある香で、第二次大戦ではオーストラリア軍の抗菌薬としても使われたそうです。
先述の女史いわく、このティートリーをインタビューの前に、両手首に1,2滴つけておくと、
いつも無頼漢の相手が不思議と紳士的な態度になるのだそう。
なぜか、はつけている本人にもわからず、経験上身に着けた処世術なのだとか。
汚れを嫌い、ピュアな印象を与えるティートリーの香は、
相手の気持ちも正してくれるのかもしれませんね。
香は嗅覚から脳に入るので、私たちが思っている以上に行動に作用する力を持っているものですから。
今はこういう身を守る術が必要ですが、
早くそんな気遣いが必要ない時代になってほしいものですね。